平成22年11月16日開講 10月総評|11月総評|12月総評
作成/廣田

11月つくし塾 総評

今回のつくし塾では
『腰背部安定姿勢での指圧』
『座位でのリハビリとトランス』
『保険の適応と介護事業所との連携』
『筋硬直に対する鍼』

について実技を含めお話しをさせて頂きました。

指圧においては、ただ押すだけではなく負担が少なく効果のある方法についてお話しました。その中でも患者様が側臥位になった際、良肢位で行うことにより患者様はリラックス出来、施術者も楽で効果が出やすいということを実際に参加者が患者側・施術者側両方を体験することにより実感していただけたのではないかと思います。また、手で押すだけではなく体重を使った指圧の方法も勉強しました。

トランスでは坐位までの取り方についてしっかりと声かけをし、ベッドの高さ等を合わせ体に負担の少ない方法をお教えしました。半介助の方、全介助の方のではベッドの高さが変わる事も学んでいただき、いかに介護する方・施術する方が楽におこなえるかを経験して頂きました。坐位でのリハビリではただ座るだけでなく、座るだけでも治療効果があるような「快適坐位」の重要性と、その「快適坐位」をとるために必要な坐位で行えるリハビリについて実技を交え学びました。

医療と介護の連携では、患者・家族・ケアマネージャ・ドクター、ヘルパー、そして鍼灸マッサージ師が連携し、患者様の状態確認の為に担当者会議や相談などをおこなう事を説明しました。その中で我々が判りやすい説明をすることで家族の方に安心感を持って頂け、関係先へも信頼していただけるような会話術が大切であることをお伝えしました。実際にやってみないと知ることの出来ない現場の声だったこともあり、参加者の皆様からはたくさんの発見があったのではないでしょうか。

鍼では筋硬直の基本知識やその施術方法を説明した後実技をおこないました。
今回はブルンストロームステージLの方をモデルケースとし肘の治療を例に挙げ実際に鍼を使い二人一組で可動範囲や動きやすさを指標に実感していただきました。在宅という限られた時間で治療効果を出すためにも筋腱移行部や筋膜をポイントとして行う方法を知っていただけたのではないでしょうか。

12月は今年最後のつくし塾となりますが、参加者の皆様に在宅医療の現状とやりがいをを理解していただけるような内容を目指しますので皆様ふるってご参加ください。


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